

2026.02.17

医療法人社団ありせファミリー歯科ブログにようこそ。院長の同前です。
今回は、手紙の話題です。
LINEやメールが通信の主役になった今、手紙はもはや、前時代のツールになりました。
しかし、だからこそ、手紙を書くことが、特別な気持ちを伝えるものとして、より深い意味が生まれているように、感じてしまいます。

わたしが、こんなことを考えたきっかけは、書籍出版にあたって、各方面に、書籍贈呈の手続きをしたことでした。
新聞や雑誌の書評担当者はもちろん、わたしが過去にお世話になった方、影響を受けた本の著者などに、わたしの著作を、添え状とともに、献本させていただきました。
その際に、出したい人をリストアップするだけで、わたし自身の人生を振り返る一大イベントのような心境になりました。
どんなことがあったか、今どうしているか。伝えるとしたら、どんな言葉を選ぶか。
もちろん、知り合い以外にも、大好きな漫画作品の作者や、大好きな歌を歌っていた歌手。またいつもテレビで見ている芸能人など、ありとあらゆる人の中から、今、自分が手紙を書きたい人を、いろいろと想像しました。

そして、その作業は、わたしの人生で良かったこと、意味のあった出来事の数々。それを改めて思い出して、気持ちの整理をつける効果がありました。
そして実際に、手紙を書き、本と一緒に配送手続きをした時に、わたしは人生の何か区切りがついたように感じました。

もちろん、お返事は、いただけた方とそうでない方がおられます。
ただ、手紙を書きたい人を、想像を巡らせて、実際に手紙を書き、投函する。その作業は、自分の人生を見つめ直し、新しい明日を迎えるためは、大変に意味があることだったと感じました。

あなたがもしも、10通の手紙を書くなら、誰に、何を書きますか?