2021.04.22
医療法人社団ありせファミリー歯科 院長ブログへようこそ。
院長の同前です。
日本に住んでいて、日本語を使って生活していると、なかなか気がつきにくいのですが、
「言葉が通じる」ことと、
「心が通じる」ことは、
実は別々のことだと思います。
神戸という土地柄もあり、ありせファミリー歯科には、さまざまな国から日本に来られた方にもご来院していただいています。
言葉が直接通じない場合でも、通訳の方を介したり、
最近はスマホアプリを使ったりして、意思の疎通が可能です。
その際には、日本語で話す時よりも、ずっと耳をすまして、相手の表情を見ながら話を聞きます。
治療に来ていただいた、いろいろな国の方と接することを経験して、相手が安心した表情になったり、
嬉しそうな表情になったときには、私も嬉しい気持ちになります。
「言葉が通じ」ない場合でも、
相手を理解しようとする気持ちがあれば、
「心は通じる」ことが出来ると考えるようになりました。
また、「言葉が通じる」場合でも、
「心が通じる」ためには、
相手の言葉に耳をすまして、
表情をよく見て、理解しようとする気持ちが大切なことだと思います。
他言語の方と接することによって、改めてそう考えるようになりました。