2020.03.03
【歯医者に必要な心技体】
歯医者の仕事に必要だと私が考えるものを、心技体の3つ、それぞれにまとめてみました。
経験年数が20年の節目で、後から振り返る時のための記録のようなものです。
独り言のつもりで書いています。
【心】
どんなに優れた能力を持っていても、
他者への貢献を志向しないなら、
社会からは排除される。
生命としての活動の中に歯科医業があるなら、
その業は感情の波の影響を受ける。
心の動揺は指先に作用する。
若い人にしか持つことの出来ない情熱がある。
年老いた人だけに備わる落ち着きもある。
【技】
経験年数が長くなるほど、技術および知識が豊富になるとは限らない。
だからこそ、日々の積み重ねを大切にしたい。
常に全力を尽くさなければ、能力の限界値は変わらない。
自分の持つ100パーセント以上の力を出そうとしなければ、今の自分を超えることは出来ない。
自分が未熟であると自覚しなくては、
より高みがあることにすら気がつかない。
求めているからこそ、与えられている事に気がつくことができる。
全ての患者さまは最良の師である。
毎日がゴールではなく、毎日がスタートである。
【体】
体力は年々衰える一方です。
25才までは1日くらい寝なくても平気だったのに
30才を超えると徹夜は不可能になり、
35才までは、どんなに疲れても一晩寝れば回復したのが、
35才を過ぎると、一晩寝ただけでは疲労が回復しなくなります。
40才までは、どんなに忙しくても一日中元気が続きましたが、
40才を過ぎてからは、1日の終わる頃にはヘトヘトになっています。
今月、44才の誕生日を迎えます。
朝から9時から夜9時半まで勤務、
今のところ週休1日でやっていますが、
まだまだこのペースで頑張りたいです。
*勤務医の先生は、週休2〜3日です。