2020.03.25
子育てやお仕事などで忙しくて、自分のことは後回しになっている方もたくさんおられると思います。
虫歯になっているのはわかっていても、
「歯医者に行く時間もないし、痛みもないから
しばらく様子を見よう。」
そう考えている方もおられると思います。
しかし、今まで痛くなかった歯が急に痛み出すと、場合によっては、日常生活に支障が生じてしまいます。
どんなときに痛みが出やすいのか、
歯医者に行く方が良いのはどんな場合か。
今回はこの点についてご説明致します。
①歯髄炎(しずいえん)
とにかく「熱いもの」が激しくしみるようになったら、かなり危険な状態だと覚えてください!
「熱いもの」が激しくしみるのは、激痛になる前触れです。放置すれば、痛み止めを飲んでも効かなくなり、お仕事をお休みされる程の辛い状態になる可能性が極めて高いです。
②気温が急激に下がった日
前日よりも急激に気温の下がった日には、とくに痛みを感じて来院される方が増加する傾向があります。
また、日中と夜間の、1日の気温差が大きい時も、痛くなる方が多いようです。
③体調の悪い時
治療しないで放置された虫歯では、ばい菌が虫歯の内部や歯ぐきの表面で身体の奥深くに侵入するチャンスをじっとまっています。
そして身体の弱ったとたんに、ばい菌が増殖を開始して、歯ぐきが腫れたり痛みが出たりします。
身体の調子の影響する痛みや腫れは、通常4日程度で収まることが多いです。
ただし、治療をしなければ再発を繰り返します。
もしもすぐに治療する時間が取れなかったとしても、かかりつけの歯科医院でそのことを相談しておくと、いざというときに安心です。