2024.03.17
【歯医者が怖い理由】
歯医者が怖い理由
それは、「歯医者は話が噛み合わない」からではないでしょうか。
医療法人社団ありせファミリー歯科にようこそ。院長の同前です。
今回は、「歯医者が怖い理由」についてお話します。
「歯医者が怖い」と思っている人は、大変多いとよく耳にします。
しかし、「怖い理由」の説明として、これまで挙げられてきたのは、「痛い」「怒られる」「薬品の匂い」「口を開けるのが息苦しい」などです。しかも、歯医者側がそのように判断して、説明しようとしているWEBサイトが多く見られます。
しかし、私が考える、「本当に歯医者が怖い理由」
それは、「歯医者との会話は噛み合わない」
というものです。
なぜ、こんなことを私が言い出したかというと、初診の患者様から、「歯医者が怖い」と言われる機会が、私自身、大変多いからです。
しかし、その患者様に詳しく話を聞くと、「歯医者すべて」が怖い、その中でも私がまだ1番「怖く無い」歯医者にみえるそうです。
だから、今までずっと言えなかったけれど、私と会って初めて歯医者に面と向かって「歯医者が怖い」と言えたのだと、みなさん口を揃えて言われています。
なぜ、他の歯医者には言わなかったのかを、その患者さまたちに尋ねると、言っても話が通じないと思ったからだそうです。
そして、私に対してなら、言ったら、理解してもらえると感じて頂けたそうです。
なぜ、歯医者を怖い人がこれほど多いのか。
それについて、深く考えてみて、私なりにたどり着いた結論、それは、やはり「歯医者との会話は噛み合わない」と言うものだと思います。
☆自分の気持ちを言葉にしているのに、歯医者には伝わっている様子がない。
☆歯医者が何を言ってるのかわからない。
その、「話が通じない恐ろしさ」
それが、世の中の人たちが歯医者に抱いている恐怖心の正体だと、私は結論に達しました。
私が日頃から心がけているのは、実際の診療でも、こちらのブログの文章でも、「分かりにくいこと」をいかに「分かりやすく」説明するかと言うことです。
また、ありせファミリー歯科をかかりつけにされている方もお気付きかも知れませんが、みなさまが言葉で伝えようとしている事を、歯医者が理解しようと努めるのは当然です。
そして、ありせファミリー歯科では、さらにそのひとつ高いレベルで、みなさまが言葉で説明できないモヤモヤした気持ちを汲み取れるようになりたいと日々励んでいます。
ホラー映画でも、1番怖いのは、話が全く通じない相手です。
「話が通じない」と言うことは、実は最大の恐怖がうまれる場面の一つです。
そうしたことを踏まえた上で、今後もみなさまにとって、ありせファミリー歯科は、「怖くない歯医者」を追求したいと思います。
そのためには、
「話が通じる歯医者」
「話が噛み合う歯医者」
でなくてはならないと思っています。
