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2020.04.02

【歯を抜かない歯列矯正のリスク】

【歯を抜かない歯列矯正のリスク】

歯列矯正の一番の目的は「美しい口元」を作ることです。
「美しい歯並び」を作ることが最終目的ではありません。
なんのことかさっぱりわからないかも知れません。


もう少し詳しくご説明します。
「歯並びを綺麗にする」だけでは、美しい顔立ちになるとは限らないということです。

歯並びだけがどれほど美しくても、口元が飛び出して見えてしまうと、上下の唇が閉じにくくなってしまい、顔全体で見ると不自然な横顔になることがあります。

アジア系の人種的な特徴は、白人から見ると口元が出ているような印象があるようです。

「歯並びを綺麗にする」ことだけが目的なら、
抜歯をしなくても良いのですが、
抜歯をしなければ結果的には、口元が治療前よりも飛び出して見えてしまう可能性があります。

とくに、八重歯の方が抜歯をしないで歯列矯正を行うと、治療完了後に口元がずいぶん前に出てしまう可能性があります。




口元が膨らむとどうなるのか。
下の2枚の画像をご覧ください。
2枚とも同人物ですが、一方は口元をティッシュペーパーを使って膨らませました。
わかりやすくするために、幾分誇張しています。

【歯を抜かない歯列矯正のリスク】
【歯を抜かない歯列矯正のリスク】

歯列矯正の前に抜歯をする理由は、治療完了時に、口元が飛び出さないようにすることが目的です。


歯列矯正の治療前には、綺麗な歯並びにした場合に、口元が美しく見えるかどうかを調べます。
その結果、抜歯する必要があるかどうかを慎重に判断します。
もちろん、必要がないのに抜歯を計画することは決してありません。

歯並びを治したいけど、抜歯は絶対にしたくないと思っている方は多いかも知れません。
もし、抜歯しないで歯列矯正をされる場合には、口元の仕上がりがどうなるのか、特に横顔の鼻から口元のラインが最終的にどうなるのかをよく理解しておくことが望ましいと言えます。

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