神戸市西区の医療法人 ありせファミリー歯科 院長ブログ
医療法人社団ありせファミリー歯科

2021.04.10

ナルニア国ものがたり 銀のいす【児童書紹介】

ナルニア国ものがたり 銀のいす【児童書紹介】

子ども時代に読んだ児童書の中で、心に残っているものを取り上げようと思います。



今回、ご紹介するのは、
【ナルニア国ものがたり 銀のいす】
です。





あらすじをご説明します。


人間界から、女の子「ジル」と男の子「ユースチス」の2人が、異世界に召喚されます。

ナルニア国ものがたり 銀のいす【児童書紹介】






そして、ナルニア国の住人である「泥足にがえもん」と一緒に、魔法の世界のナルニア国の行方不明の王子を探す旅をするというお話です。

ナルニア国ものがたり 銀のいす【児童書紹介】








地底ダンジョンの最深部に捕らえられている王子を見つけだし、そこで王子を誘拐した魔女と戦います。

ナルニア国ものがたり 銀のいす【児童書紹介】



魔女の攻撃は、「良い匂いをさせて、優しい音楽を奏でながら、歌を歌う」というものです。



ナルニア国ものがたり 銀のいす【児童書紹介】

「あなたたちは、昔からここにいた。」
「元の世界など初めから存在しない」
「私とここで、ずっと楽しく暮らしましょう」







戦いと言っても、魔女の言うことに「No」と言い続ける事なのですが、夢うつつの状態で、優しく歌いかけられて、主人公たちはかなり苦戦します。








はたして、地上の世界に王子を連れて帰ることが出来るのでしょうか。







これから読む人のために結末は伏せておきます。










子どもにしか見えない世界、子どもにしか感じられない世界は存在します。








私は子どもの頃に、ユースチス、ジル、泥足にがえもんと、
たしかにナルニア国を旅してきました。







そして、旅を終えて再びこの世界に帰って来ました。


   







その思い出は、すっかりおじさんになってしまった今でもずっと忘れることはできません。

   









さまざまな翻訳版があるようですが、
岩波書店から出版されている、
瀬田貞二さんの翻訳のものが最高です。









*今回の写真は、
【岩波書店「銀のいす」C・Sルイス作、瀬田貞二訳】
を撮影したものを使用させて頂きました。


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