神戸市西区の医療法人 ありせファミリー歯科 院長ブログ
医療法人社団ありせファミリー歯科

2021.04.17

【ドイツ語と関西弁】【英語と岡山弁】似てる?

【ドイツ語と関西弁】【英語と岡山弁】似てる?

ありせファミリー歯科 院長の同前です。





岡山の大学を卒業して、神戸に住んでいます。





学生時代には、英語とドイツ語を学ぶ機会がありました。






そこで気になったことがあります。

 



それは、
【「ドイツ語と関西弁」と「英語と岡山弁」の関係がとても似ている】
ということです。





なんのことか、さっぱりわからないと思います。
一つずつ説明していきますね。







①【関西弁「や」と、岡山弁「じゃ」の関係】


関西弁では、語尾に「や」をつけるのが普通です。
(例)エエ天気や


それに対して、岡山弁では、語尾に「じゃ」をつけます。
(例)エエ天気じゃ



この対になる「や」と「じゃ」の関係は、英語とドイツ語でも見られます。
それぞれの言語での「日本」を表す単語がちょうど良い例です。


ドイツ語「Japan(やーパン)」
英語「Japan(じゃパン)」

アルファベットの【J】を、
ドイツ語では「や」と発音し、
英語では「じゃ」と発音します。



ドイツ語は関西弁と似ていて、
英語は岡山弁に似ています。



②【関西弁「い」と岡山弁「〜」の関係】


関西弁では、形容詞の最後を「い」で終わります。
(例)古い「ふるい」、赤い「あかい」


それに対して、岡山弁では、語尾を伸ばして終わります。
(例)古い「ふり〜」、赤え「あけ〜」


この関係は、ドイツ語と英語にも見られます。



今回は数字の【3】を例に挙げます。


ドイツ語「drei (ドラい)」
英語「three(スり〜)」


ここでも、ドイツ語は関西弁と似ていて、
英語は岡山弁に似ています。





まだまだあります。
③【現在進行形の有無】
関西圏の人はおそらく知らない人が多いと思いますが、岡山弁には、「現在進行形」「過去進行形」が存在します。


(例)
「過去進行形」雪が降りョォった
「現在進行形」雪が降りョォる
「過去完了形」雪が降っとる
「過去形」雪降った


岡山弁では、それぞれを普段から使い分けています。



当然、関西弁には現在進行形は存在しません。



これもドイツ語と英語の関係ににています。



ドイツ語には現在進行形は存在しません。
そして、英語には現在進行形があります。



これもまた、
ドイツ語と関西弁は似ていて、
英語と岡山弁も似ています。





それ以外には、
否定語には
英語「no(のー)」
ドイツ語「nicht(にっひと)」
関西弁「nai(ない)」
岡山弁「nee(ねー)」
と、「【N】の発音ではじまる」という共通点があります。



さらに、
「自分」を表す単語は、
英語が「I(アイ)」
岡山弁が「ワイ」

「自分たち」は、
英語が「we(ウィー)」
岡山弁が「ワイラー」
で、似ているように感じます。






似ている単語は、他にもあって、
【骨】
ドイツ語「Knochen(ふのっふん)」
英語「bone(ぼーん)」
日本語「hone(ほね)」


【火】
ドイツ語「feuer(ふぁいや)」
英語「fire(ふぁいや)」
日本語「ひ」


【名前】
ドイツ語「name(なーめ)」
英語「name(ねいむ)」
日本語「namae(なまえ)」

などです。







以上、【岡山弁と関西弁】【英語とドイツ語】の関係の不思議な共通点の話でした。
  

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