2021.06.28
日本語で感謝の気持ちを表すときは、「ありがとう」と言います。
これは、「有難い」と言う意味から来ています。
「有難い」をもっと簡単な言い方にすると、
「大変に珍しい」
「存在そのものが奇跡」
「とうとい」
「レア」
と言うようなニュアンスでしょうか。
この「ありがとう」の反対の意味の日本語は、
「当たり前」
ということになります。
家族は一緒にいて当たり前、
健康なのが当たり前、
太陽は毎日、空にあるのが当たり前。
私たちにとって、本当に大切なものは、そこにある事が当たり前なものばかりです。
失って初めてその大切さに気がつく。
誰もがご経験があると思います。
当たり前のように、いつも私たちの身近にある大切なものに対して、改めて感謝の気持ちを感じること。
実はそれは、「有難い」ことなのかも知れません。