2022.10.17
医療法人社団ありせファミリー歯科ブログにようこそ。
院長の同前です。
今回は書籍紹介です。
【ぼくをつくった50のゲームたち】
麒麟 川島明 著
文藝春秋 発行
以前、朝のNHKラジオ番組「すっぴん」の木曜日パーソナリティを、この川島明さんが担当されていた時に、すごく話の面白い方だと知りました。
この本は、小学校1年生でファミコン発売を体験した川島さんのゲームにまつわるエッセイ集です。
どのエピソードも面白いのですが、特に私の心に残ったのは、「ダービースタリオン」の話です。
ダービースタリオンは、競走馬の育成ゲームですが、川島さんは、中学生のときに、仲間数人に読んでもらうための自作競馬新聞を発行していたそうです。
それが、芸人になったあと、競馬に関係するテレビ出演の仕事に繋がったそうです。
川島さんのエピソードを読んで、遊びでも、ゲームでも、たとえそれが子ども時代のことでも、心の底から真剣に向き合った場合には、それでお金を稼ぐレベルにつながることがある。
そう理解しました。
何が将来、役に立つかは、なかなかわからないと思います。
周りから見ればくだらない事におもえても、本人が一生懸命に取り組んでいれば、新しい人生を切り開くきっかけになることもあるようです。