2022.10.21
医療法人社団ありせファミリー歯科ブログにようこそ。
院長の同前です。
今回は募金の話題です。
「歳末助け合い赤い羽募金」
「ユニセフ募金」
「WHO募金」
「ドラえもん募金」
「赤十字募金」
など、社会で生きていく上で、募金を求められる場面は少なくありません。
【困った人を助けたい】という気持ちは、人間誰にでも備わっている本能のような欲求です。
しかし、面と向かって「お金」だけを渡す行為は、時によって相手を侮辱したり、辱(はずかし)める行為になることさえあります。
親しい人ほど、お金を融通することで、人間関係を破壊する可能性も高くなります。
「寄付」とは、お金を渡す相手によっては、プライドを傷つけたり、人格を否定する危険性のある行為だと、私は考えています。
仮に寄付する側が見返りを求めなくても、寄付された側は負い目を感じ、対等な関係ではいられなくなるからです。
それでも、もしも自分にお金に余裕ができたら、自分以外の人の役に立つ使い方をしたい、寄付をしてみたい、そう思うことは、自然な事だと思います。
そのため、普段から、
「もし自分にお金に余裕があったら」
そんなときに、
「どれくらいの金額を」
「何に寄付をするか」
を、普段からよく考えておくことは、大切な事ではないかと、わたしは考えています。
【私の場合】
私の場合、世の中をより素晴らしい場所にする、そのために寄付したお金を使って欲しい
まずそう考えました。
私が幸せになってほしい人
それは世界中の子どもさんです。
だれもがこの世界に生まれからには、楽しく愉快な人生を送りたいと願う。少なくとも、願う権利があるはずです。
もしも、生まれる時代や、生まれる場所で、その人の運命が全て決められてしまうなら、
人間の想いや努力は、何の意味も無くなってしまいます。
しかし、人類史上、めぐまれない子ども時代を過ごしても、その後、運命を切り開いた人は数多く存在します。
もしも、身近に良い大人がいるなら、そのお子さんは良い方向に導かれるでしょう。
しかし、身近に良い大人がいないお子さんだって、たくさんいるはずです。
悪い大人ばかりの中で生まれ育ったら、その子どもは悪い大人にしかなれないのでしょうか。
いいえ。そんなはずはありません。
どこかで、人生を変えるきっかけが用意されているはずです。
私なりにさまざまな人の人生を吟味した結果、人の人生を変えるきっかけとなる出来事は、次の2つがあるようです。
【素晴らしい人との出会い】
【素晴らしい本との出会い】
素晴らしい人と出会える確率は、大変小さなものかも知れません。
しかし、素晴らしい本と出会う可能性は、たくさんあります。
そして、私はある結論を出しました。
悲しい気持ちの子どもさんをはげまし、運命を変えて、人生を切り開く力を手に入れる手助けをしたい。
そのためにできることはなんだろう。
それは、
【公立小学校の】
【図書室に図書の寄付をする】
それが私の出した結論です。
それ以降、私は毎年貯金を貯めて、年に一回、公立小学校の図書室に図書を寄付するのを楽しみに、毎日を送っています。
