2020.04.25
厚生労働省は令和2年4月23日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う特例として、歯科でもスマホやパソコンを使ったオンライン診療を認める方針を固めました。
料金は、初診料が通常の70パーセントで計画されているそうです。
制度の詳細に関しては、今後厚生労働省で検討されるものと考えられます。
コロナ対策という目的を考慮するなら、かなり早い段階で実施されることになります。
コロナウイルスに感染しているかもしれないとご不安になっておられる方で、
歯科を受診しようか迷われている場合には、
大変有効な制度になります。
歯の痛みには、
痛み止めや抗生物質の効果のある痛みと、
飲み薬が効かない痛みがあります。
お電話でお話しするだけでも、
飲み薬が効く可能性のある痛みなのか、
飲み薬が効く可能性の低い痛みなのかは、
歯科医師は、判断してご説明できると思います。
また、コロナウイルス感染が疑われる場合には、電話の時点でも受診するべき医療機関を紹介する事も可能です。
歯科で処方される頻度が高いくすりは、
まず「痛み止め」、つぎに「抗生物質」です。
痛み止めは、薬局でも購入可能です。
また、抗生物質は、場合によっては内科や他の診療科でも処方してもらう事ができます。
そのため、薬だけが目的で歯科オンライン受診をするのは、コスパが悪いかもしれません。
しかし、歯科医師と直接電話で相談出来るのであれば、安心だと思われる方もきっとおられるでしょう。
制度の詳細が決定したら、またこちらのブログでもご紹介します。
最後に、新型肺炎の影響で、生活が一変したり、未来に不安を抱えたり、大変な思いをされている方もたくさんおられると思います。
日本中、世界中で学校が閉鎖され、
お子さん達が家に閉じこもっていることに
思いをめぐらせると、大変に心がいたみます。
しかし、こんなときこそ、希望を持って、明るい未来を信じたいです。
私も、騒動が落ち着いたら、
会えなかった人に会い、また行けなかった場所に行く計画を立てたいです。