神戸市西区の医療法人 ありせファミリー歯科 院長ブログ
医療法人社団ありせファミリー歯科

2020.11.20

【矯正歯科の選び方】

【矯正歯科の選び方】

矯正歯科を選ぶときに注意すべきことをまとめてみました。


ありせファミリー歯科ブログへようこそ。
今回は、矯正歯科を選ぶときに、何を基準にして判断すれば良いのかを詳しくご説明したいと思います。

【矯正歯科の選び方】

【矯正歯科の選び方】
①矯正歯科指導医または認定医がいるかどうか
②院長先生が指導医または認定医なのかどうか
③頭部規格エックス線写真を撮影し、セファロ分析を行なっているかどうか
④契約、入金を急がせるかどうか
⑤契約、入金後に態度が急に変わるかどうか
⑥満足の得られない結果になった場合には、どのような対応をしてもらえるのか




【①矯正歯科指導医または認定医がいるかどうか】

歯科において、さまざまな専門分野がありますが、取得が困難な認定医は2つです。
【口腔外科認定医】と【矯正歯科認定医】です。
指導医のもとで数年間の専門的な研修を終えたのち、厳しい基準をクリアしなければ認められません。

さらに【口腔外科指導医】と【矯正歯科指導医】は、認定医を養成する立場になりますので、取得は困難を極めます。


認定医と指導医の有無は、Webサイトや口頭での申告は当てになりません。


【矯正歯科の選び方】

院内の目立つところに必ず認定証が掲示されています。





*注意*
「日本矯正歯科学会」に認定された歯科医師でなくてはなりません。
「日本実践矯正学会」「アジア矯正歯科学会」など、紛らわしい名称の認定医を掲げる場合も稀にあるようですが、「日本矯正歯科学会」の認定医でなくてはあまり意味がありません。


【日本矯正歯科学会】の認定医かどうかを、必ず院内掲示で確認してください。






矯正歯科を選ぶ際には、この矯正歯科認定医または指導医の資格を取得しているかどうかが判断の一つの基準になります。


矯正歯科認定医や指導医は、基本的に矯正歯科以外の歯科処置は行わないのが普通です。

そのため、矯正歯科認定医に歯列矯正をお願いする場合には、虫歯治療や歯のクリーニングは、別の一般歯科などと連携が必要です。





【②院長先生が指導医または認定医なのかどうか】


歯列矯正は、およそ4年に及ぶ長期間の治療になります。勤務医の歯科医師が一つの歯科医院で4年以上働き続けることはなかなか難しいことです。
矯正治療の途中で、独立開業されてしまう場合もあります。

院長先生が矯正歯科認定医ではない場合、同じ歯科医院で矯正治療と虫歯治療をしてもらえるメリットはありますが、
矯正歯科担当の歯科医師が退職した場合の治療がどうなるのかは不安要素があります。

院長先生が認定医なら、その心配はありません。

【矯正歯科の選び方】

【③頭部規格エックス線写真セファロ分析】
本格的な歯列矯正には必ずセファロ分析という検査が必要です。
セファロ分析を正しく行なっているかどうかで、矯正歯科医の質が問われます。


【④契約、入金を急がせるかどうか】
ゆっくり考える時間を与えてくれる先生は、非常に良心的だと思います。
逆に、少しでも早く契約や入金を急がせる先生は、思いやりに欠けるように思います。



【⑤契約、入金後に態度が急に変わるかどうか】
カウンセリングや術前審査までは、予約もとりやすくて丁寧だったのに、
入金後に急に予約が取りにくくなる。
また丁寧な対応ではなくなったような気がする。
こうした場合が1番悲しくてつらいと思います。


治療費が全額前払いの歯科医院で良くあるトラブルのようです。

支払いが、各ステップごとに複数回に分かれている方が安心かもしれません。



可能であれば、検討されている歯科医院で実際に治療した知り合いなどから体験談を聞くことが出来れば理想的です。



【⑥満足の得られない結果になる可能性はあるのかどうか。その場合はどのような対応をしてもらえるのか。】

治療計画説明の際に、出来ればこの質問を担当医に聞いてみて下さい。

もし、あなたが「言いにくい」と感じたら、本当に上手くいかなかったときにも言いにくい可能性が高いです。
何かあったときに質問しやすいかどうかは、担当医を選ぶ際には重要な要素です。





この質問をした場合、もしも担当医の先生が不機嫌になったとしたら、
将来、治療が上手くいかない場合にも、同じ態度になるでしょう。


また、「必ず上手くいく」と言うのも心配です。
どんなに上手な先生でも、必ず上手くいくことはあり得ません。
しかし上手な先生ほど、計画通りに行かない場合の必要な対処が迅速で的確です。


このような質問をした場合、ちゃんとした先生なら、きっと安心できる回答をしてくれます。


【矯正歯科の選び方】


【ありせファミリー歯科での矯正歯科】
ありせファミリー歯科でも歯列矯正を行うことがあります。
価格は令和2年の時点で税込み5万5千円で設定しています。
ただし、ごく限られた条件が揃っている場合のみの治療になります。

実際の治療はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://arise-dental.com/recruit/blog.php?id=33

    



本格的な歯列矯正は、日本矯正歯科学会の認定医でなおかつ歯列矯正専門歯科医院を推奨しています。

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