2021.04.28
医療法人社団ありせファミリー歯科 院長ブログにようこそ。
院長の同前です。
今回は、日本語「おひさま」について考えてみます。
日本人にとって、「おひさま」は特別な存在です。
理由①
日本という国名がそもそも「おひさま」を意味している。
理由②
国旗日の丸は、「おひさま」をデザインしたものである。
理由③
古事記・日本書紀では、「おひさま」の神様であるアマテラスが最高神とされている。
理由④
「おひさま」という日本語は、
「お+ひ+さま」であり、
これ以上ないくらいの、非常に丁寧な言い回しで表現されている。
日本語においては、世界的にみても珍しいほど「おひさま」を大切に扱っているようです。
かつて大昔に日本語を使っていた人たちは、なぜこれほどまでに「おひさま」を大好きになってしまったのでしょう。
私は火山の噴火が原因ではないかと考えています。
日本列島は、この数万年の間、世界的に見て、非常に大きな火山の噴火が集中して起きています。
人類が日本に到達したと考えられている4万年くらい前から、
現代までは、少なくとも2回は、
大変な大噴火が起きています。
世界中で見ても、それほどの巨大な火山の噴火を数回経験した人類は、おそらく、初めて日本に到達した人たちだけだろうと考えられます。
それは、もしかしたら日本人の祖先集団の一つ知れない人たちです。
そして、日本語を使っていたかも知れない人たちです。
火山の巨大噴火が起きると、上空に大量の火山灰が噴き上げられ、長い間、空は黒い雲で覆われます。
「おひさま」は、その間、見えなくなってしまいます。
当時の人たちは、「おひさま」が大変に恋しく思われたと想像されます。
そうした大昔の記憶が、日本語の中に、今も残されていて、
それがこれほどまでに、「おひさま」を尊ぶ由来になっているのではないかと、
私は想像しています。