2021.09.03
日本語は、いつごろから、また、どこで使われ始めたのでしょう。
私たちの使っている日本語は、日本列島において、約4万年前から使われてきた。
私はそう主張したいと思います。
日本語における「わ」の意味を深く考えることで、その根拠が理解できます。
日本語において、「わ」とは、
【全ての人が仲良く暮らしている状態】を指すと同時に、
【円】の形を意味します。
普段、日本語を使って生活している私たちにとって、あまりにも当たり前すぎて、意識することはありませんが、
私たちは、大きな「わ」をつくって生きています。
また、この「わ」は、円の形を意味していますが、日本語を使って生きている私たちは、その円の周上に存在しています。
丸で囲った内部に、みんながいるのではなくて、丸の外周の線上に私たちは存在しています。
それが、日本語における「わ」です。
「わ」に入る、
「わ」を乱す、
「わ」になる、
日本語で「わ」とは、私たちがみんなで仲良く暮らす事であり、
また円の形を意味しています。
人類は、今から10万年前にアフリカ大陸で誕生し、その後、世界各地に広がっていきました。
私たち日本語ユーザーの先駆者たちは、今から5万年前に、アフリカから日本までの長い旅を開始したと考えられます。
日本列島に最初に到達した人類の痕跡は、今から4万年前の旧石器時代のものと判明しています。
この人類集団には、世界的に見ても大変珍しい特徴があります。
それは、【村をつくる際に、必ず、家を円の形に配置する】という特徴です。
4万年前の日本列島の遺跡では、最小で数軒、最大で数十軒の家で構成される村が、いくつも見つかっています。
村を作る際には、家は必ず円の形に配置されていたそうです。
文字通り「わ」になって暮らしていた彼らは、どんな言語で会話していたかを証明することは不可能です。
しかし、「わ」の形と、「人間の集合体」を同じ言葉で表現していたと思われます。
日本には、その後も大規模な人類の流入が何度も認められています。
そして、最新の遺伝子研究から、日本人の中には、さまざまな遺伝子グループが共存していることが証明されています。
初めに、日本列島に到達した、日本語を使う人類集団たちは、後からやって来た人たちと、その度に「わ」を大きくしながら、共存し、そして発展してきた。
私はそう考えています。