2022.01.10
普段から日本語に親しんでいる私たちにとって、日本語は無くてはならないものです。
しかし、その日本語にも弱点があります。
それは、【数学に不向き】であるということです。
その理由は、
1(いち)、7(しち)(ひち)、8(はち)
の数学の音が似ていることです。
日本語を第一言語として使用する人にとって、1、7、8を脳内で処理する際、それぞれを混同しがちです。
また、日本人にとって、数字は「字」であり、書いたり読んだりするものだと、無意識のうちにとらえています。
その例外として、耳から聞いて口から発音する「ことば」としては、日本語には九九か存在します。
九九の中でも、7(シチ)(ヒチ)の段と、8(ハチ)の段が難しいのは、耳から聞いた音が、シチとハチでは区別がつきにくいのが、その原因だと、私は推測しています。
日本人が数学を学ぶ際には、いっそのこと、英語などの他言語で学ぶ方が理解が早いかも知れません。
しかし、そうは言っても、
私たちが普段から(いち)と(ひち)(しち)と(はち)を使い分けていること自体が、大変に驚くべきことです。