2023.01.14
医療法人社団ありせファミリー歯科ブログにようこそ。院長の同前です。
今回は、人生をテーマにしたブログです。
医療において、「最大の敵」は、【絶望】です。そして、【絶望】と闘うことのできる唯一の力は【希望】です。
【希望】の力は、大変弱く、人生におけるほとんどの場面で、最弱の扱いをされています。普通では、まず活躍することはありません。「可能性が低いことを願う」文字通り「薄い望み」です。
しかし、私たちが、人生の最大の敵である【絶望】に襲われたとき、【希望】さえあれば、それでも諦めずに運命に立ち向かうことができます。
【絶望】を生み出すのは、
「絶対」で始まる否定文、または
「どうせ」で始まる悲しい言葉です。
私たち、病気と闘う医療従事者は、
この【絶望】を生み出す言葉と闘うために、【希望】の言葉を知らなくてはなりません。
【希望】を生み出す言葉、それは、
「いや、もしかしたら」で始まる文章
「ごくまれな例だけど」で始まる文章
「必ずしもそうは限らない」の言葉
ほかにもあります。
「〇〇さんなら、不思議と治るような気がする」
「世界中の事例を探したら、奇跡的に治った人も存在する」
「世界中で、優秀な医学者が、日夜を惜しんで、この病気を完治させための研究を進めている」
【絶望】に勝つことは大変困難です。
しかし、医療に携わる私たちは、この絶望に立ち向かうために、唯一の武器である【希望】を決して失ってはいけません。
また、知らず知らずに【絶望】を与える言葉を使うことのないように、常に注意を払わなくてはなりません。
そして、常日頃から【希望】に満ちた言葉を使うように心がけたい、
わたしは強くそう思っています。