2020.09.15
抗生物質(こうせい ぶっしつ)とは、第二次世界大戦の終結間近のアメリカ合衆国で実用化された薬です。
ご存知の方も多いと思われますが、
細菌感染には特効薬として使用されています。
虫歯も歯周病も細菌感染が原因の疾患であるため、歯科で処方される頻度が非常に高いお薬です。
日本では薬事法という法律により、厳重な管理が義務づけられており、薬局では購入できません。
必ず、医師または歯科医師の診断と処方が必要です。
良く効く薬には、当然、副作用もあります。
抗生物質を毎日服用すると、体にカビが生えやすくなります。
また、服用し続けると、だんだんと効き目が弱くなっていきます。
そのほかにも、内臓への負担がかかることで、体調に悪い影響が生じることもあります。
そうした理由があって、通常、歯科では抗生物質は、3日程度の処方になります。
３日飲んで効果があれば、いったん服用を止めて、その後の症状次第で改めて治療計画を立て直します。
もしも、３日飲んで効果がなければ、同じ薬を飲み続けずに、違う薬に変更するか、服用量を増やすかを検討する場合もあります。
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