よくあるご質問

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A.お子様が歯医者を嫌がる場合、3つのパターンが考えられます。
⑴歯医者に行ったことがなくて、嫌がっている場合
⑵歯医者に行ったことがあって、嫌がっている場合
⑶歯医者以外の場所も嫌がる場合
お子様の年齢にもよりますが、それぞれ対応方法が異なります。

⑴の場合、実際に行ってみると、案外平気だったということが多いようです。 ただし、お子様は、保護者のことをよ~く観察していますから、保護者さまが不安な気持ちだと、それが伝わって余計にお子様が怖がる場合もあります。 理想的なのは、保護者の方があらかじめ予定の歯科医院を受診して、保護者さま自身が「自分も行ったことあるけど大丈夫だったよ」とお子様に伝えておくと良いかもしれません。

⑵の場合、転院を前提でお話ししますと、お子様は自分の体験から歯医者を嫌がっているので、言葉での説得は困難です。 受診する場合は、当日は顔見せのみ、または診査のみで、実際の治療を行わずに慣れてもらうことを優先する方が良い場合があります。 もし時間に余裕あるなら、複数の歯科医院を試してみて、お子様本人に選ばせてあげるのも良いかもしれません。

⑶の場合、歯医者以外でも嫌がる場合は、特別に歯医者に原因があるわけではなく、ご本人様が、「嫌なことはしたくない」というはっきりした意思表示をされています。 こういう場合は、保護者の方が、「嫌ならしなくても良い」または「嫌な事も場合によってはしなくてはならない」のどちらかをまず決断した上で、説得するのが良いと思います。
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A.人間の歯は、冷たいものでしみるように出来ています。仮に健康な歯でも極端に冷たいものならしみます。
しかも、冷たいという刺激を痛みとして感じるのが歯の神経の特徴です。

急に歯が冷たいものでしみるようになった場合は、次の原因が考えられます。
①秋や冬の季節で急に最低気温や水温が下がり、朝のうがいなどの水道水の冷たさがしみるようになる。
②急に気温が上がり、普段なら飲まないような氷をたくさん入れた、よく冷えた飲み物を口に含んでしみる場合。

初めはしみるように感じても、歯の正常な反応であれば、数日で慣れてしまって気にならなくなります。治療は不要なことがほとんどです。

③虫歯、歯周病、歯の破折などが原因でも、当然、歯が冷たいものでしみるようになります。
この場合、日に日にしみ方が激しくなっていきます。口に含んだ飲み物を飲み込んだり吐き出した後でも1分以上痛みが持続する場合は早く歯科医院を受診する必要があります。

虫歯などでしみる場合、まず初めは冷たいものがしみるようになり、この時点で治療すれば歯の神経を取らずに治療できる事が多いです。

さらに放置すれば、熱いものが激しくしみるようになりますが、この場合は神経を取る治療を行う場合が多いです。

さらに放置すると、痛み止めを常に飲まなくては生活できなくなるほど激しい痛みが数日間続いて、最後には痛み止めが全く効かない状態で、日常生活が送れない激痛になります。
この状態になると、歯科治療用の局所麻酔が効きづらいです。

理想的なのは、痛くなくても、いざという時に頼る歯医者さんをあらかじめ決めておき、何でもない時に検診を受けておくのが良いと思います。

今は大丈夫でも、将来痛くなるかも知れない場所はあらかじめ治しておくか、もし治療しないなら痛くなった時にどうしたら良いか歯医者さんに直接アドバイスを求めると良いでしょう。

可能ならレントゲン診査と歯周病検査を希望して治療計画を聞いておくと安心です。
治療計画を聞くだけなら、保険診療であれば費用は通常3000円以内におさまります。じっくりと話を聞きたいなら、混み合っていない時間帯を受付の人に聞いて、あらかじめ予約を取るようにして下さい。

急な激しい痛みが出てしまったら、すぐにかかりつけの歯科医院に連絡して受診するのが一番良いのですが、もしも日曜日や祝日でお困りでも、ありせファミリー歯科なら年中無休で開院しています。

かかりつけ医が別にある患者さまもご希望の場合は受付しています。その際は以降の治療はかかりつけ医でご希望の旨をお伝えいただければ、当院では当日必要最低限の処置に留めて、かかりつけ医の先生にスムーズに引き継いでいただきます。
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A.もちろん可能です。歯垢と歯石の除去は保険適応になります。汚れの付着度合いによって処置時間は異なりますが、可能であれば1回の受診で終わらせるように努めています。

その際の料金は、窓口負担が3割の方で初診料含めて2500円程度、レントゲン撮影が必要なら3500円程度になります。

基本的にヤニ取りや着色除去は保険適応外になりますので、別料金がかかる場合があります。
少しの汚れなら、歯石と一緒に取り除くことができます。また、ほとんどの方がここまででご満足されています。

しかし、ものすごく綺麗にして欲しいという場合は、保険適応外のクリーニングであるPMTC(ピーエムティーシー)を行います。料金は5400円になりますので、まず通常の保険適応の歯石除去をさせていただき、その後に改めてご希望をお聞きしています。
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A.およそ1~3ヶ月に1回のペースで来ていただくのが良いかと思います。 患者さまの歯の状態などによっても変わりますが、特に状態が安定していれば3ヶ月~半年に1回で大丈夫です。
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A.虫歯が進行して、歯の神経に穴が空いた状態になると、数十年前までは抜歯をしていました。
神経に病原菌が入り込むと日常生活を送れなくなるほどの激痛が発生することがあるからです。

また歯の神経が完全に壊死すると一時的に痛みは無くなりますが、その後、顎骨に病原菌が入り込むと高熱が出たり顎の骨が溶けることもあります。

しかし、医療器具や技術の進歩により、近年では歯を抜かずに、歯の神経を病原菌ごと取り除く事で、歯は抜かずに残すことができるようになりました。

そもそも、歯の神経を取ることは、歯を抜かずに残す為の治療法であり、歯の神経を取るための研究や学問は、歯科保存学と呼ばれています。

では、なぜ歯の神経を取ると歯が駄目になるという説がネット上で散見されるのでしょうか。
それには理由があります。

歯の神経を取る治療は、歯科医師によって技量の差が最もはっきり表れる治療になります。
一定のレベルに達した歯科医師なら、神経を取ったあと、ちゃんと長持ちするように治療してくれるはずです。

しかし、歯の神経を取る治療は、通常7~8回の行程があるため、通院回数が多く、もし中断した場合、虫歯が進行して歯が駄目になり抜歯に至ることがあります。
ひとたび歯の神経を取る治療が開始された場合はどうか、頑張って最後まで通院して下さい。
もしやむをえず中断する場合は可能な限り主治医に相談して下さい。

また、残念ながら、神経を上手に取れない歯科医師が行うと、かなり高い確率で歯は本当に駄目になってしまいます。
そんな歯医者さんは、現実には滅多にいないので、この質問を読む方が出会う可能性はかなり低いと思います。

もちろん、当院ありせファミリー歯科を含めて、伊川谷近隣の歯医者さんはどこに行っても、ちゃんと歯の神経を上手にとってくれますので、ご安心下さい。
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A.早い方が良い場合と、早くはじめる必要のない場合があります。
まず早い方が良い場合ですが、上の前歯で初めて生える歯(顔の中央の前歯、6~7才で生え変わる)の左右どちらか一方のみが反対咬合の場合です。
この歯並びはかなり目立ちますし、しかも早期治療で5~15万円程度で3~6ヶ月、着脱可能式装置で、ほとんどの方が解決します。
ただし、非常に珍しいケースで、治療可能年齢は、上犬歯の生えはじめる前、わずか6~9才程度となります。

それ以外の歯並びに関しては、治療しなくても成長発育に伴い自然に治ってしまうことがありますし、また治療しても身長が伸びる時に後戻りして再治療が必要になることがあります。

女の子は13~14才、男の子は16~18才まで急激に身長が伸びるので、それまでは歯並びは変化する可能性があります。

また、早期治療を開始した場合、お子さまが中高生になり、「本当は自分は矯正したくなかった」と言われて中断するケースもあります。

保護者さまが絶対にしたい、という明確な意思があれば、早い方が良いのですが、もし保護者さまが迷われている場合は、お子さまが中学3年生くらいまで待ってみて、ご本人さまとよく相談した上で決められるのが良いと思います。

歯列矯正は、約100万円、期間はおよそ4年かかりますし、治療には多少の苦痛が伴います。
高校卒業までに終わらせるなら中学3年生からで間に合います。
また、お金の価値がある程度、理解出来て、保護者さまがどれほどの金額を自分にかけようとしているのかを、お子さまがわかる年齢になるまで待っても良いかもしれません。
さらに、辛い治療を耐えて頑張るのは結局はご本人さまなので、ご本人さまが歯並びを治したいとはっきり希望されてからの方が最後まで治療を頑張れると思われます。

ネット上の情報を見ると、治療開始年齢は少しでも早い方が良いという専門家の意見と、仮に大人になった後でも何歳からでも矯正治療は可能であるという専門家の意見と2つに大きく分かれるように見えます。
よくよく見ると、同じ歯医者さんが2つの意見を同時に正しいとしているケースがほとんどです。
要するに、早くても遅くてもどちらでも良い場合がほとんどだと言うことだと思います。

歯列矯正は、非常に大きな金額がかかり、かなり長い期間を費やすことになるので、少なくともよく考えた上で決断されるのが良いのではないでしょうか。
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