2022.04.29
【得意淡然 失意泰然】
漢文の古事成語のなかでも、どちらかというとマイナーな印象の言葉です。
しかし、今の時代にこそ、私たちにとって非常に大切な意味をもつ格言です。
【得意淡然 失意泰然】
「とくいたんぜん しついたいぜん」
思い通りに物事が運んだときに、得意になりすぎないこと。
思い通りにならないときに、
失望しすぎないこと。
そんなニュアンスだったと思いますが、私たちの日常生活にはあまり馴染みがなさそうです。
しかし、スマホやネットの急速な普及により、この格言が、私たちに大切なことを教えてくれていることに気がつきました。
この心構えは、【スマホ】を扱う時、とくに「SNS」などの操作の際の心構えとして、絶対に必要不可欠です。
得意淡然(とくいたんぜん)
よい書き込みを見ても喜び過ぎない。つとめて、冷静な気持ちを保つことを心がけて、今まで通りの言動を保てるように意識する。
失意泰然(しついたいぜん)
悪い書き込みをみても、悲しんだり動揺する必要はない。つとめて、冷静な気持ちを保つことを心がけて、今まで通りの言動を保てるように意識する
何千年も前からある言葉ですが、
ネット社会に生きる私たちにとって、大切なことを教えてくれている言葉だと思います。