神戸市西区の医療法人 ありせファミリー歯科 院長ブログ
医療法人社団ありせファミリー歯科

2024.12.14

素人的カラオケ機種選び

素人的カラオケ機種選び

医療法人社団ありせファミリー歯科ブログにようこそ。院長の同前です。



最近になって、仕事がお休みの日に1人でお出かけするときに、カラオケにも行くようになりました。
遠方の大学に進学した息子とは、普段は別々に暮らしていますが、たまに帰省した際に、カラオケに誘ってくれます。

息子に誘われて何回か行っているうちに、私もだんだんと、歌を歌う楽しさに目覚めました。





カラオケ屋さんに行くと、受付で必ず聞かれるのが、「DAM(ダム)」と「JOYSOUND(ジョイサウンド)」のどちらの機種を選択するか、です。



いったい何が違うのかをネットで検索してみると、曲数、音質、採点機能などで決める人が多いことが分かりましたが、今一つ違いがわかりませんでした。


しかし、何度か通ううちに、だんだんと違いがわかるようになりました。
今回は、「素人的カラオケ機種選び」についての話題です。





DAMとJOYSOUNDを比較すると、私の経験上、なんと無くですが、以下の違いがあるように感じました。


【DAMの特徴】
①使われている楽器数が多く、原曲に忠実な伴奏。そのために、逆にパソコン音源の曲(ボカロ曲など)で、イヤホンで聞くのを前提に作曲された曲だと、ごくわずかですが音割れが生じることがある。
②原曲に忠実な伴奏を再現しているため、曲のキーを大きく変えた場合には、雰囲気の違う曲に感じたり、再現されにくい楽器がある。
③アニメなどの曲では、オリジナルのアニメーションが背景で流れることが多い。歌手の本人映像も多い。
「おかあさんといっしょ」などのEテレの曲では、番組で実際に使われた映像が流れるバージョンもあるので、お子様連れのグループだと、かなりテンションが上がると思います。
④採点機能のオンオフがスムーズ。




【JOYSOUNDの特徴】
①DAMに比べると使用されている楽器数が少なめかも。原曲に比べて若干軽い雰囲気の曲もある。特に重低音と高音のパートが修正されていることが多い。
②そのかわり、ハードな曲でも音割れは起きにくく、キーをかなり上げ下げしても、DAMに比べると曲の雰囲気は変わりにくい。
③アニメなどの曲では、合成CGの背景になることが比較的多い。歌手の本人映像も比較的少ない。
④アカウントを作ると、曲によって、おすすめのキーを提案してくれる。また、声域によっておすすめ曲を提案してくれる。ただし、正確な分析というよりは、あくまで参考程度なイメージです。結局、最後は合ったキーを、自分で探す必要があります。
⑤採点機能のオンオフの手間が多少かかる。






私が気がついたのは、このくらいでした。
まとめると、
☆全くのカラオケ初心者の人が、一般的に知られている曲を1人で歌いに行く時は、DAMも JOYSOUNDもどちらでも同じ。
ただし、ボカロ曲や珍しい曲を歌いたいなら、JOYSOUNDの方が見つかりやすいかも。
☆歌のキーを大きく上げたり下げたりして歌いたい人は、JOYSOUNDの方が、変調時の音質のゆがみが少ないかも。
☆歌う曲が決まっていて、原曲またはキーを+-2程度の変調なら、DAMの方がいいかも。
☆新しい曲にチャレンジする場合や、歌える曲を新規開拓するなら、JOYSOUNDの方がいいかも。
☆採点機能を使って、自分に厳しく練習したい人はDAM。自分に優しく練習したい人はJOYSOUND。


☆歌える曲を探したり、歌いたい曲の自分に合うキーを調べたいときは、JOYSOUNDがおすすめ。

☆歌詞を完全に覚えていて、人前で歌うための練習を真剣にしたいなら、どちらかと言えばDAMがおすすめ。
☆変調しないで、原曲をそのまま歌いたい人には、DAMがおすすめ。

☆そこまでこだわらない人にとっては、どちらも大差はないと思います。



ただ、よくよく考えると、どちらの機種も、ものすごく素晴らしいわけで、さらに私たちは、その日の気分でどちらでも選ぶことができる。そうした環境は、大変恵まれたものだと感じます。
大げさかも知れませんが、私たちがこうして日常的にカラオケを気軽に楽しめるのは、人類の文明の進歩、世界の平和、科学の発展の結晶だと言えるのかも知れません。



以上、全くのカラオケ初心者の感じたDAMとJOYSOUNDの違いでした。

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