神戸市西区の医療法人 ありせファミリー歯科 院長ブログ
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2025.09.26

飛鳥(あすか)の語源

飛鳥(あすか)の語源

「飛ぶ鳥」と書いて、「あすか」と読みます。
難読漢字の代表的なものの一つです。




この「飛鳥(あすか)」と言う言葉の語源ははっきりとは、わかっていないとされています。
今回は、この「飛鳥(あすか)」の語源を推理したいと思います。




「あすか」とは、古代の豪族である蘇我氏が本拠地とした奈良県明日香村の地名を意味します。
また、この奈良県明日香村は、政治の中枢機能をもつ「都(みやこ)」が、当時に置かれていた場所でもあります。



飛鳥(あすか)の語源

この飛鳥の都と、蘇我氏の政策の特徴とは、当時の中国王朝である「隋」が国教とした仏教をいち早く、日本に取り入れる、と言うものでした。
実際に、明日香村には蘇我氏によって飛鳥(あすか)寺が建立され、現存しています。




飛鳥(あすか)の語源

「あすか」とよく似た言葉で、「あそか」と言う仏教用語が存在します。
紀元前3世紀ころの古代インドの王様で、仏教を保護した「アソカ(アショーカ)」に由来する言葉を意味します。
仏教を理念とした「何事にも惑わされない心、理想の世界」という理想を表す言葉としても使われます。




蘇我氏による、仏教の日本国内への導入を国策とする都の地名としては、「アソカ」は、全く理想的なネーミングだと言えます。




また、「何事に惑わされない心」を、空を飛ぶ鳥になぞらえて、「飛鳥」と言う当て字を採用した可能性も非常に高いと言えます。






また、古代では、歴代天皇を埋葬した塚を「みささぎ」と呼びならわしていました。
「みささぎ」とは、空を飛ぶ鳥を意味します。



飛鳥(あすか)の語源

以上を整理すると、
飛鳥(あすか)とは、空を飛ぶ鳥に象徴される、「何事にも惑わされない心」を意味する言葉だと考えられます。
「飛鳥」と書いて「あすか」と読む理由としては、仏教を国内に広めようと計画した蘇我氏が、仏教を国教としたアソカ王にあやかりたかったからではないでしょうか。
そう考えると、蘇我氏が、自分たちの本拠地を「あすか」と名付けて都にしたと言う可能性は、非常に高いと考えられます。







飛鳥(あすか)の語源



以上、飛鳥の語源でした。

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